見てきた。

超電!(略称が分からない) 妹と行ってきたので、案の定二人で朝からぐだぐだしながら時間も決めずにダラッと出かけて見てきました。時間くらい調べようよ、と思います。車だとついつい。(笑) でも、着いたらお昼の上映20分前で、待つこともなくトントン拍子に席につけちゃいました。らっき。お昼食べてなかったので、ホットドッグとコーヒーだけ買って上映前にダーッと食べて、もぞもぞと座りなおしてたら始まったので、かなりよいタイミングでした。


さて、このブログ見てる人でこの映画のネタバレを避けている方はまずいらっしゃらないと思っておりますが、一応マナーとしてたたんでおきます。大いにネタバレしてますので、もし万が一の方がおいででしたら、開かないでくださいね! ちなみに主に零組です。しかも侑斗と優一の話がごちゃまぜです。(不親切) ただの書き散らしです。




いやあ、どーりくん嘘つかない! 確かに、紛れもなく、あれは「ユウとデネブの物語」でした。ひいては「侑斗とデネブの物語」。私にどんなサービスだ、東Aよ。


しょっぱなからデネブがユウに憑いて、「おいおまえこのやろおおおお!!」と思ったのですが、まさか契約までした日には口から何か出るかと。おま、侑斗どうすんだっていうか良太郎とハナさんだけでなくみんなが侑斗のこと覚えててしかもデネブが消滅してないって時点で、そもそも侑斗消えてないんじゃないの!?みたいな。はあ、心臓に悪い…。(かなり本気) つうか芳忠ボイスが心臓に悪い…。(いい声)


見る前はもう(あくまでも勝手に)「ユウ=侑斗」だと思い込んでいて、なんかこう、みんなは侑斗が消えちゃったと思ってるけど実は良太郎と同じように縮んじゃっただけで、それが時間の歪みで室町時代に飛んじゃって、侑斗に記憶があるのかないのかはどっちでもいいけど、それでとりあえずそこでユウとしてトキと一緒に暮らして様子を伺っていた、みたいなストーリーを勝手に考えていました。(中村をバカにできない妄想族っぷり) で、そこで危ないところをデネブに助けられて、みたいなところから、どーりくんの言う「ユウとデネブの物語」に発展していくのかなと。そこまで大いに考えていたわけですが、実際映画を見てみたら、現代っぽいところで既にユウが出てくるわ*1、いじめっ子が言ってたユウの評価が「山登り大会でビリ」で「勉強は一番」だわだったので、「ああこりゃ侑斗とは別人だな」とあっさり「ユウ=侑斗」説を捨てました。決め手は「勉強は一番」です。


いや、まあ、侑斗だったわけですけども。(笑) じゃあ何か、結局侑斗は大人になってからデネブと出会って19歳の自分のところに派遣して、その19歳*2の侑斗が消えてみんなで過去に飛んだら今度は10歳の侑斗がデネブと出会ったってことか。…わたしのあたまからけむりがでそうです。(もしくは夏みかんばりに寄り目になる) 侑斗の時間ばかりが歪みまくってて、この子どこまで可哀想なの…!と涙ちょちょぎれんばかりの切なさが。ここあきらかに切ながるところじゃないと思うのですが。(笑) え、つまり桜井さんはもういなくて、侑斗は新たな時間を歩んでて、で、じゃあユウの時間はどこに繋がってるの?と。桜井さんとデネブは初対面だったわけで、侑斗とデネブも初対面だったと思われるわけで、でもユウもデネブと会ってて…(寄り目) なんかもうよく分からんけど、とりあえず時間の歪みのしわ寄せが全部侑斗に行ってる気がする! 侑斗の周りの空間だけシワシワだよ! でもゆいちが、デネブと一緒で楽しそう嬉しそうな侑斗を選んだからそれでよしとしよう、と思いました。まあどっちかってゆうと、デネブに会えてデレデレな中の人がダダ漏れ状態だっただけのような気もしますが。(笑)


で、「ライトがつくまで席立たないでね!」とゆいちが言っていたのでおとなしく待っていたら(というかエンディング途中で席を立つ人いなかったような)、ラストがとんでもない中村と押川さんのターンでした。え、あれ押川さんだよね?(ヒロビ優一インタビュー参照しつつ) それにしても優一、太ったな…。 デネブに抱きつかれて立ってられる侑斗、っていうのもすごい画だけど、冷静に考えてスーツ着た押川さんに抱きつかれてくしゃってならないゆいちがすげえ。男の子だなー、しかし押川さん体重何キロ。伊藤さんが70キロってことは、押川さんも少なくともそれくらいはあるってことで、そんなところで男の子を感じてちょっときゅんとしました。(笑) しかし中村よ、侑斗をデレさせるとやはりどことなくちゃんなかフォームの侑斗になってるぞ。(デネブ大好きーでれー、みたいな) でも今やることによって、逆に侑斗が大人っぽくも見えたので、よかったと思います。(反抗期終盤の息子的な) 結局プロレスだったけど! それはやってくれないとね! 「やっぱり俺は強い!」っていうのはセリフだと思ってました、多少変えてたとしてもあのやりとりがとっても零組らしいと思ったので。そうか、アドリブだったのか。


しかし、なんで零組は2009年にいるんだ。(最後の疑問) 君たちは一体どこをうろついてんの、なんで結局良太郎と同じ時代にいるの、ってかそういや4タロスらもどうやって良太郎の異変を知ったの、なんだかわからないことだらけヨ! 私が聞き逃してるだけのような気もしますが、結局なんで特異点が子どもになって、侑斗が消えたのかっていう大事な部分が分からなかったような。まあ、タケルとゆいちがいない状態での苦肉の策だから、という回答が聞こえてきそうですが。(苦笑) しかしそれだって零組が2009年にいる理由にはならーん。なぜだ!


でも、琢矢くんはとてもよかったと思います。タケルくんのいないでんおうはどれだけ寂しかろうと思っていたのですが、(まあ私が外様だからということもありましょうが)琢矢くんの良太郎がとてもよかったので、案外寂しさは感じずにいられました。うまいこと良太郎の出番を少なくしてた感もありましたが、それも含めてうまいことやったなあと。むしろ、琢矢くんの19歳良太郎のほうが、タケルくんの19歳良太郎よりも大人っぽかった気もします。(笑)(そういやなんで良太郎はまだ19歳なんだろう、縮んだのは2009年の良太郎じゃないのかしら?) でもデンライナーのシーンで、一言だけすっごくすっごくタケルくんの良太郎とそっくりな喋り方をしたところがあって、胸がぎゅっとなりました。あー佐藤の演る良太郎にもやっぱり会いたい。でも琢矢くんはすごくよかった。


で、ルカちゃんがもうほんと美少年! 言われなきゃ女の子だなんて分からないくらい、男の子でした。でも好きなのはデネブじゃなくてウラなのね、釣られちゃったのね。(笑) しかし彼女の凛々しい顔があんまり美少年で、逆に普段どんな表情をしてるのかなあと気になってしまった。そういうところをパンフDVDに入れようぜ、ほんと。(DVD付きを買って後悔したクチ)


たまきちゃんは可愛らしさにますます磨きがかかってて(袴姿の愛らしさに叫びそうになった)(迷惑)、莉奈ちゃんは相変わらず可愛くて、どーりくんも可愛くて(パンフインタビューから溢れる「テディ大好き!」にはおののきましたが/笑)、とってもめろめろな1時間半でした。高岩さんのてんこ盛り独り芝居はやっぱり神! 変なのが一人増えて余計に大変!(笑)


そういやジークといえば、テレビといい映画といい、羽根舞いすぎじゃね?と。(笑)ウザさはしっかり伝わる。手羽先呼ばわりの王子が好きだ…! そしてやっぱり王子の登場時BGMが美しすぎて、普通に欲しくなる。サントラって、王子の曲入ってる…?


登場人物全部の感想書いてたらキリないよな。しかしDCD組は必要だったのだろうか…無理して出さんでも、って思ったんだけど、大人の事情かなあ。マサヒロくん好きだから見られるのは嬉しいけど。大人の事情といえば、キバ組の登場も不思議。でもやっと筋肉質なキンちゃんが拝めたし、リュウタは異常に可愛いしでいいもん見られたと思っている!(でれっ)(ウラは)


話をストーリーに戻して、桜井さんの願いは過去の自分を戦わせて「愛理さんたちを守ること」で、ユウの願いは鬼を倒す、つまりは「デネブの契約者が戻ってくること」で、なんつうか、侑斗はいい子だな…!(涙ちょちょぎれ) でもデネブとユウの交わした約束があって、それがいま侑斗とデネブが一緒にいる理由に繋がるって、うまいことまとめたなーと思います。今回は、本編(と映画三作)からすれば未知の少年がデンライナーに乗る物語、と見せかけて結局のところ侑斗とデネブの物語、つまりレギュラーメンバーの物語でまとめられていたわけですが、じゃあ次からどうするんだろう。次からはいよいよ未知の少年とイマジンの心温まるハートフルストーリー(?)になるのかしら。それやるくらいならどーりくんとゆいちが散々言ってる幸太郎とテディの話とか、劇場版ゼロノスとかやればよいと思う。(言うのはタダ!) どーりのテディ大好きも相当可愛いので*3、孫組も実は見たいです。まあ一番見たいのは佐藤の良太郎と中村の侑斗が並んで変身するような話*4だけど、今後タケルくん連れてくるのは難しそうだし、タケルくんがいない以上ゆいちもあとどれだけ携われるかってところだろうし、つうかもうあと何年もしないうちに二人ともでんおうの役できなくなりそうだし、とりあえずは本編と今までの映画を見るだけで我慢するよ。もうあと何年もしないうちに、といえば、小太郎は良太郎になっちゃいそうだし、コハナちゃんはハナさんになってしまいそうですよね、いやそれはさすがにまだ早いか?


デネブが幸太郎に憑いたときは本気で「おおおまああえええええええ!!」と心の中で叫びまくっていたのですが、パンフ読んだらゆいちが「超浮気されたみたいで嫉妬した」と言っていたのですっかり落ち着きました。(笑) 相変わらず、いいデネブラブっぷりだ。でもNEWでんおうのベガフォームかっこいいんだよな…やっと薙刀だしな…剣とかボウガンとか使うから、余計に弁慶がモデルってこと忘れられるんだよ、ベガ。ま、NEWのベガがかっこよく見えるのは、単に私がNEWのブルーが好きってだけなんだけど。(笑)


さてさて、まったく語りきれてないのですが、キリないのでこのへんで。とりあえず、ユウ=侑斗と思ってもう一回見たいです。見る前にパンフレット見る暇なかったので、中の人の確認もできてなかったし、そっちも重点的に。押川デネブは、最後のあのシーンだけなのかな? 伊藤デネブはどこだったのかな? 電キバ見直したらよいかな? わーチームゼロライナー好きだー! あとどさくさで顔出ししてる次郎さんと永瀬さんとおぐらさんも見つけたい。絶対いるとは思ってたけど、誰が顔出ししてるのか分からなかったから探せなかったのよね。あともう少しまじめに檜山ボイスも堪能したいな。あちこちに見所がありすぎて、一回見ただけじゃやっぱり満足できないよなあ。今月中にもっかいくらい…!

*1:パンフ見てみたら80年代だったのですが。

*2:21歳の設定になるのかしら、ラスト2009年だったし。

*3:ゆいちといいどーりといい、役でツンツンしてる反動なのか素だと自分のイマジン好きすぎてかわゆい。

*4:ついでに大人ハナさんもいたらなお素敵。