おめでとうございます。CDデビュー5周年、おめでとう。


続きは、タイトルをつけるならば「わたしとかんじゃにえいと」です。いつも通りの作文です。むしろいつもよりひどい。(笑)



好きな漫画で、「『みんな好き』は『誰も好きじゃない』のと同じ」という趣旨の台詞がありました。*1 その台詞を初めて読んだのは確か小学生の時で、実はそれからずっとその意味がいまいちよく分からないままもう成人過ぎです。「“みんなキライ”よりずっとインでない?」という台詞ばかりに合点がいって、先の言葉の意味は分からないまま。


…って話をしたところで、後にはさほど続かないのですけどもね。まああれです、いかに私が幼いかって話です。どっちが正解でどっちがより大人の考え方かなんて、まだ分からないけどさ。はやくおとなになりたーい。まじで。(笑)


けれども、「『みんな好き』は『誰も好きじゃない』」って言葉の意味を、最近やっと理解できた気がします。*2 あの子もこの子も大好きで、誰も彼も追いたい気持ち半分、でも同じ子に対する気持ちなんてなかなか続かないし、むしろほとんどローテーションの日替わり定食で色んな子を愛でているような状態の最近です。でもそれってなんとなく物足りないと言うか、言ってしまえば「…それって『好き』じゃなくね?」と思ってしまったわけですよ、ああもう気づかなければよかったものを。(笑) ここ最近ことあるごとに口癖のように言ってますが、エイトひとつを好きでいた頃とは、決定的に違っています。(過去の思い出に浸りやすいタイプですみません) あの頃の「好き」な気持ちが「好き」という感情の唯一の正解などとは勿論思っていませんが、単に私が若かったからなのかもしれませんが、それでも「関ジャニ∞」という存在ただ一つのことを四六時中考えて恋して大好きだったあの頃は本当に楽しかった。楽しい悲しい悔しい嬉しい、いろんな感情を、未知の方角から教えてくれたのはエイトでした。


最近彼らに教わった感情は、「寂しい」です。これ以上わたしは、彼らから何を教わるんだろうか。これ以上何かを教わることはあるだろうか。ただ、これから先にそれがあろうがなかろうが、彼らには、もうコドモとは呼べない二十歳付近の、自我もほぼ確立している人間の感情を動かせる力があったのです。*3 きっと私は、だから彼らのことが好きだった。


CDデビュー5周年おめでとうございます。どうか、しあわせになってください。

*1:やまざき貴子著『っポイ!』14巻「イ・イ・ヒ・ト」より

*2:いまだにオタ活動でしか情緒を豊かにできない現状に関しては些かの危機感がありますが、まあよしとします。もういい。(笑) っつーかそもそも若干ズレている気がします。気づいてる。もういい。(笑)

*3:自分のことを超かっこいい感じに言ってますが是非スルーしてください。(笑)