本を読まない人の読書メモ

最近、よく本を読みます。どんな仕事でも、読書量は多いに越したことはありませんが、わけてもわたくしの仕事はその特性上、たくさん読んだらその分はほぼ確実に生きます。ですから、古今東西老若男女、新旧およびジャンルを問わず多くの本を読むべきなのですが、もともと大した読書家ではない…というか、むしろ本嫌いの子だった私には、読書は周りが思う以上にハードルが高い。そのくせ、カッコつけた本ばっかり読みたがるから、もともと遅いスピードが更に遅くなってもっと面倒になるという悪循環…。


だらだら言い訳していてもしかたがないので、とりあえずドカッと本を買いました。ハイクで報告した。→今日買った本 ここに写っているのは全部読みました。一週間くらい前に終わったから、3週間くらいで読んだのかな? 読書家からすればとんだスローペースですが、私にしてみれば非常に早い! それだけで嬉しくなって、次の本に手が伸びるというものです。(子どもか) ちなみに、正直どれもあまりおもしろくなk(ry げふんげふん! 「カッコつけた本ばっかり読みたがる」のには、一応理由(というか好み)があったようです。あ、でも『孤独な夜のココア』はおもしろかった!

内容もですが、作品の並び順もとても私好みでした。初版刊行は自分が生まれる前だったけれど、なんだか、それくらいがちょうどいいみたいです。そういえば、初めて自分で買った本であり、いまだ作者買いをする唯一の作家さんを見つけられた運命的な本であるところの『十角館の殺人』も、発表は確か生まれた年だった。

十角館の殺人 (講談社文庫)

十角館の殺人 (講談社文庫)

これこれ。今のところ、昭和晩期がいちばん読みやすいなあ。いや作者さんの年齢はだいぶ違うので、こう一言で片付けては語弊がありますが。さて、森見氏と石田氏は、せめてもう一冊くらいは読まないといけないな。一冊で判断するのは早計だ。でももう一冊読むのはめんどくs(似非俄か読書家ですから!)


今は、長いこと寝かせていた『暗黒館の殺人』を読んでいます。

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

蒼穹の昴』で半年かかったというに、こちらは果たしてどれだけかかることやら…。(苦笑) でもでも、どんなに似非(偽?)読書好きでも、「館」シリーズだけは読破すると心に決めているのです。ですから、読むのです。(ご自由に) と高らかに宣言しつつ、単行本化から早何年経っていることかしらを遠くを見つめていますが。いつでも読めるように、文庫化したときに4冊まとめ買いはしていたんですけどもね! やっと読むね! 今すごくいいとこです。やっぱり、この不幸体質のワトスンくん好きです。普通に読んでいても楽しいですが、江南くん出てくるとなお個人的に楽しい。いつの「楽しい」も至極個人的ですが。(笑)


これ終わったら、今はベストセラーな歴史小説が読んでみたい気分。もしくは、いわゆる「文豪」と言われる人の作品。本当、読んだことない本が多すぎて、何から読めばよいのかさっぱりだよ…とほ。あーでもたまには新書も読みたいな! どうしよう! とりあえず暗黒館を読みきろう! ミステリは格別ゆっくり読むので、本気で半年以上かかるかもしれない…(震)(ガタガタガタ)