納め・る祭 感想第1弾

納祭を二回見た感想という名のメモ。ほんとにメモ。思い付いたままに書いてみている。まだ全然消化できていない。今日また二回見るから、それで多少消化できたらいいなあ。




阿弖流為は戦いたくなくて、誰をも傷つけたくなくて、誰にも傷ついてほしくなくて、自分が傷つくのは厭わない。いや、厭わなくもないか? むしろ、自分が傷つくのも嫌いか。辛いのも、苦しいのも、嫌いだな。独りも嫌いだな。
辛いのも苦しいのも痛いのも独りも嫌いなはずの阿弖流為が、命と引き換えに独りきりで蝦夷の生きる道を作ろうとしたから、つらいんだ。これまでの主人公たちは、歴史の大きな渦に巻き込まれてその中でもがいてそして生きたり死んだりしていってた。選んでいるようで、選んでいない。用意された選択肢の中で生き、死んだ。けれど、阿弖流為は違う。人智を超えた力でもって、はっきりと自らの命を犠牲にすることを、選んだ。
阿弖流為には、捧げるべき忠義も、忘るべからぬ義理も、守るべき誇りもない。誇りがない、と言うのはやや語弊があるけども、彼にはああしたいこうしたい、こうでなければならぬ!みたいなものがさ、あまりないから。例えば義経くんみたいに、わがままじゃないの。阿弖流為はいつだって、誰かが「こうだ」と言ったら「そう」だ。傷つけたくないし、傷つきたくもない。だから、ちょっと出した主張も、「こう」と言われればすぐ引っ込める。
そんな彼に朝廷の侵攻が、そして朝廷軍が与えた影響は、とても大きいんだな。だって、田村麻呂に「蛮族」と言われて「蛮族はそっちだろ?」だもの。…ううむこのあたりまだ消化しきれていない。


はいメモ!! ほんとにメモ!! まとめるって何状態ですが、一回吐き出さないとやっぱりだめだと思って。阿弖流為像についてはかなり乱暴なこと書いていると自覚しているので、今日見たら「やっぱり阿弖流為は誇り高き戦士ー!!」とか叫んでる可能性大。


さて以下、ほんとにただの呟き。

  • 登場早々三上田村麻呂のあまりの美しさと格好良さに息を飲む
  • ありゃいかん。格好良いわ。
  • かっちの絶対領域やばい。ほんとやばい。初見時、しばらく目を離せなかった完全に変態だった私
  • 桓武Pかっこよすぎてやばい
  • 2部は、今のところカスミ草がツボです。ダンス可愛くて皆の表情も可愛くて、好き。


本日も楽しんでまいります。