出逢いと、訣別

カンパニーを拝見して参りました。以下、ライバルの話しかしてません。例によって、最後はしみったれます(もはやお決まり…)。




可愛くて可愛くてかっこよくて王子様で可愛くてねええええ!!! ゼイゼイ。あんまり可愛くて、初っ端から泣いた。あと、大体出てくる度に泣いた。可愛いあまりに泣いてしまうなんて、内くらいだよ。


私の中では、なんだかんだで結局18歳のまんま止まっているところがあるので、ちょっと妙な気分でした。ちゃんと、すごかったってことです(日本語が迷子)。噛みそうになってうわああああってなったり(私が)、猫背でかっこつかない立ち方だったり、後半戦は若干リズムがズレてるフシがあったりするときもあったけど、でも、刀の告白から最後のショーに向かう一連の流れは、際立って良かったと信じている。私が知っているライバルは屋良っちだけなので、どうにもそのイメージが強烈で、多少の違和感を感じつつ見ていて、あのシーンも「弱々しすぎやしないか?」「甘えん坊くさくないか?」とも思ったんだけれども、結局泣かされてしまったので負けです。可愛いかっこいい!っていう理由じゃなくて、ストーリーっていうのかな、ヒロキ(役)の感情に引きずられた涙でした。いやあ、負けた(笑)。


ま、ライバル泣きすぎで一瞬「もうイヤやあ〜」の末っ子内クンが頭をよぎったのは、紛れもない事実ですが! でも、あの頃の内とはもう全然違いますものね。体も大きくなって、年を重ねて、できることも心持ちもきっと全然違う。内とは同い年だから、どうしても心のどこかでライバル視してしまいます(何気取り)。同じく18歳から24歳になった私は、果たして6年分の成長をしているのだろうか。…ついついそう嫉妬してしまうくらい、すごかったですよ、内くん。


駆け抜けるしかできない主人公を消化するのには、まだ時間を要しそうです。けれども、明日から、またがんばろうと、単純にそう思いました。仕事立て込んでるけど、それをおしてでも行ってよかった。誘ってもらえる立場にあることを、幸せに思います。内に置いて行かれないように、がんばります。


内に、置いて行かれないように。それが、そうすんなり思えたことが、私なりの答えかもしれません。やっと、私の中の彼も動き出した。彼は先に進んでいる。私は、もう別のところにいても、心の一部は置いてきたきり。そろそろ取り返して、先に進まなきゃいけない。やっと、答えが出た。